婦中町 美容室 ヘアカラーのダメージは?
- 2013年07月30日
ヘアカラーのダメージは?
こんにちは!薬剤マニアのYoshiです☆
今回はヘアカラーのダメージについてお答えしたいと思います。
まず、カラー剤は1剤と2剤に分かれています。重要なのは1剤の方なのですが、美容師が扱う1剤にはアルカリと微アルカリ、酸性と3タイプに分かれます。簡単に説明すると、アルカリは根元の黒い部分用で微アルカリや酸性は一度でもカラーをしたことがあるダメージ部分用になります。2剤は酸化剤で、日本の薬事法では濃度が6%までと決まりもあります。どのサロンさんにも6%、3%、4.5%など様々です。根元には6%でダメージ部には3%以下が基本です。
しかし、市販の物はアルカリの1剤しか入っておらず、泡タイプが多いためダメージしている所にもついてしまいます(´Д` )
これはとても危険なんです!どの位危険かと言いますと、黒い所に塗布した場合3のダメージがあったとしましょう。
2回目にカラーする部分にアルカリのカラー剤がつくと3×3=9で1回目の部分と比べると9倍のダメージをしてしまい、3回目の部分につくと9×3=27で27倍のダメージがおきてしまうのです(´д`)4回目の部分は・・・・・恐ろしい~
皆さんはカラーのダメージが足し算と考えているみたいなのですが、本当は掛け算で増えていくのです!
美容師さんの中には、カラー部の薬を1剤はアルカリのままで2剤をパワーダウンした物を使えば大丈夫と思っている美容師さんもいるみたいなので、それでは意味がありません。気になる方は担当の美容師さんに確認してみてはいかがでしょうか?
またホームカラーを繰り返ししている方は、毛先にとんでもないダメージが蓄積してしまっているので、今後は控えた方がよろしいと思います。
これ以上詳しいことはここでは書けませんが、気になる方はリゴレットでからーをしてみてください。きっとビックリしますよ(^O^)
今回は難しい内容ですみませんでした。しかし、知っておいて損は無いと思います。カラーやパーマ、ストレートパーマは毛髪を1回につき20%弱らせてしまいます。しかし、ちょっと工夫すると、ダメージさせずにできるのです。リゴレットでは日々どうすればもっとダメージさせずに施術できるのか研究しています。悩みのある方はぜひご相談してください。